苔庭園
植物を室内だけで育てたいと思うかもしれませんが、自然の植物は屋外の環境でこそ元気に育ちます
室内で飾って観賞してあげた後は屋外にもだしてあげましょう
室内では空調で温度を管理された人の環境にいてもらい楽しませてもらうので、その後はありがとうという気持ちをもって屋外にだしてあげお世話しに会いにいってあげるという共存の関係をもっていただきたいと思います
屋外で元気を取り戻し成長を見届けてあげたらまた室内にいれて可愛がってあげてください
小さな庭園の作品は
夏場で3~4日室内に飾ったその後1~2週間は、屋外で直射日光を避けて置いてあげてください
(地面に直接置くと照り返しなどで鉢が高温になるため、何か台の上に置き風通しよくしてあげて下さい。
直射日光が当たる場合は、ヨシズ、遮光ネットで屋根を作ってあげて下さい)
冬場で1週間程度室内に飾ったその後1~2週間は、屋外で霜が降りないよう軒下などで何か台の上においてあげてください
特別な日、休日、お客様が来られる日には室内に飾ってあげるといいと思います
室内に置く場合はカーテン越しの窓辺で、風通しのいい場所に置いて下さい。
冷暖房の風が直接あたらないようにしましょう
夏場で日中あまりに高温になる時は室内など涼しい場所に避難させてたり、冬場で夜間氷点下になる日などには室内に置くなど環境にあわせて置き場をかえて工夫してあげて下さい
水やりは、乾きやすい夏場は毎日朝か夕方の涼しい時間帯に霧吹きでたっぷり鉢底から水がででくるまであげてください。鉢が小さく乾きやすければ朝夕2回(ヤマゴケは、蒸れに弱いので夏の暑い時間帯に水をあげると高温になり蒸れて枯れる原因になります。またあげた水がお湯になり植物の根を痛めてしまいます)
置く場所にもよりますが、涼しい室内ですと乾きにくいこともあります
朝たっぷり水をあげて次の日に苔や土を見た時乾いていなければもう1日間隔をあけてお世話してください
冬場は土が乾きにくいので水のやりすぎに注意しましょう。2~4日に1回程度
あげるときは夏場と同様たっぷりとあげてください
水やりは年中通して朝がいいと思います
夏場高温になるお昼はお湯になり、冬場は夜には凍結してしまい枯れる原因になります
ヤマゴケは、比較的乾燥に強い苔です。乾いてしまっても緑色であれば枯れていません。逆に黒っぽくなってきたら水のあげすぎで枯れる可能性があります。あげすぎにも注意が必要で(あまりにも乾きにくい状態でしたら水やりの回数を減らしましょう)
ボトルやケースの中にある苔は保湿が可能なため水やりは数日に1回で済みます
電気スタンドなどで照らしてあげるのもいいと思います
苔玉について苔玉に使用している苔はシノブ苔です
シノブ苔は、ハイ苔より水に強い苔ですので湿らせてあげると綺麗な色に覆われて成長していきます
乾燥させると成長がとまります
日陰でも成長し綺麗な緑が保てますが、植えている植物のために少し明るい場所に置いてあげてください
湿らせている分風通しに注意しましょう
苔は、枯れにくい植物ですので色が茶色く変色してきたら置いている環境があってないという信号と思い、外など直射日光をさけ自然な環境に置いてお世話をしてあげると元気になることもあります
生きているのに枯れていると思い込みお世話をやめてしまうと本当に枯れてしまいます
樹木についても、落葉樹は冬に葉が落ち枝だけになり休眠しますが生きているので水やりなどのお世話は必要です
年中葉がある常緑樹でも弱っていたりすると葉が落ちてしまうこともありますが、生きている可能性もあるので根気強く見守ってあげて欲しいと思います
*あくまでも参考です